★献立★
ご飯 牛乳 ほうれん草まんじゅう 豚キムチ炒め 玉子とわかめのスープ クレープ(ブルーベリー)

冬が旬の野菜 ほうれん草
ほうれん草は、緑黄色野菜を代表する野菜で、風邪予防に役立つビタミンCやβ-カロテン(ベータカロテン)がとても多く含まれています。また、カリウムやカルシウム、鉄なども多く、貧血予防や骨や歯を丈夫にする働きも期待できます。ほうれん草に含まれるビタミンCは、夏より冬の方が多くなり、甘みも増すと言われています。
今日の給食は、「ほうれん草まんじゅう」です。千葉県産のほうれん草が使われています。
エネルギー853kcal たんぱく質エネルギー比14.4% 脂質エネルギー比24.3% 食塩相当量2.7g
★献立★
ご飯 牛乳 シルバーの照り焼き 和風和え かしわのすき焼き風煮

食事のあいさつ① ~いただきます~
人と人が出会うとき、はじめに交わす言葉はあいさつです。あいさつをすると、お互いにとても気持ちがよいですね。食事のあいさつも同じです。食事を食べる前のあいさつ「いただきます」の「いただく」は、「もらう」のていねいな言い方です。
昔の人は、何か大切なものをいただくときに、それを頭の上にかかげたり、のせたりするしぐさをして感謝の気持ちを表しました。では、食べる時に私たちがいただく「大切なもの」とは何でしょうか?それは、食べ物となった動物や植物の命や食事ができるように支えてくれている人たちの思いです。「いただきます」という言葉の意味を理解し、食事の前にあいさつを言うようにしましょう。
エネルギー800kcal たんぱく質エネルギー比17.8% 脂質絵エネルギー比26.9% 食塩相当量2.3g
★献立★
ご飯 鶏肉のねぎ塩焼き ひじきの炒り煮 小松菜と大根の味噌汁

地場産物を味わおう
今年も残すところあと1か月となりました。寒くなり、風邪やインフルエンザなどが流行しています。体調をくずさないように、好き嫌いなく食べて、免疫力を高めましょう。特に野菜や果物に含まれるビタミンAやビタミンCには、鼻や口の粘膜を保護したり、免疫力を高めたりする働きがあります。
今月も印西市や千葉県でとれた旬の野菜を給食でも使わせていただきます。育ててくれた農家の方や自然の恵みに感謝して食べましょう。今日の味噌汁には、印西市産の大根、佐倉市産の長ねぎ、八千代市産の小松菜が入っています。
●今月の地場産物● 印西産:米・キャベツ・きゅうり・だいこん・長ねぎ・白菜
千葉県産:里芋・小松菜・にら・人参・ほうれん草・もやし・豚肉・鶏肉
エネルギー853kcal たんぱく質エネルギー比14.4% 脂質エネルギー比24.3% 食塩相当量2.7g
★献立★
セサミトースト 牛乳 ほうれん草とウインナーのソテー チリコンカン

ごまの成分の半分以上は脂質ですが、その脂質には生活習慣病の予防に役立つ働きがあります。また、成長期に不足しがちなカルシウムや鉄分も多く含んでいるため、積極的に食べたい食品のひとつです。ごまは皮が硬いため、そのままよりも「すりごま」や「練りごま」にすることで栄養素の吸収がよくなります。
今日の給食の「セサミトースト」は、マーガリン、すりごま、砂糖を食パンに塗り、オーブンで焼いて作りました。おいしく食べて、ごまの栄養素を体に取り入れましょう。
エネルギー824kcal たんぱく質エネルギー比16.0% 脂質エネルギー比33.6% 食塩相当量2.5g
★献立★
わかめご飯 牛乳 厚焼き玉子 すっぱいおかか和え おでん ヨーグルト

郷土料理~おでん~
昔から、各地域の産物を上手に活用して、風土にあった食べ物を作り、郷土料理として食べられてきました。郷土料理は、歴史や文化、食生活とともに受け継がれています。
おでんは、郷土料理のひとつですが、地域ごとに具材に特徴のあるおでんが広まっています。例えば、東京では「ちくわぶ」、静岡では「黒はんぺん」といわしやかつおの粉と青のりでできた「だし粉」、名古屋では「八丁味噌」、大阪では「牛すじ」と「たこ」が入るといった特徴があります。
今日の給食は、大根、里いも、にんじん、こんにゃく、結び昆布、揚げボール、豆ちくわ、はんぺんの8種の具材をかつお節と昆布の合わせだしで煮込んだおでんです。
エネルギー796kcal たんぱく質エネルギー比15.7% 脂質エネルギー比20.1% 食塩相当量3.3g
★献立★
ご飯 牛乳 味噌カツ わかめとツナのサラダ すまし汁 ぶどうゼリー

日本の食文化を大切にしよう
2013年に「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。ユネスコ無形文化遺産に登録されると、それを守り、将来に伝える責務が生じます。
日本の食文化を大切にするために、①望ましい位置に食器を並べる、②「いただきます」「ごちそうさま」を心を込めて言う、③おはしの持ち方、使い方のマナーを守る、④地域に伝わる郷土料理や伝統食を味わってみることを一人ひとりが心がけましょう。
エネルギー843kcal たんぱく質エネルギー比14.1% 脂質エネルギー比27.0% 食塩相当量3.1g
★献立★
ご飯 牛乳 鮭の塩こうじ焼き 高野豆腐の田舎煮 さつま汁

和食の日献立
「いい日本食(いいにほんしょく)」の語呂合わせから、11月24日は「和食の日」です。2013年に「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことをきっかけに制定されました。ユネスコ無形文化遺産には、「フランスの美食」、「地中海の食事」、「メキシコ料理」、「トルコ料理」などが登録されています。「和食」とは、料理そのもののことだけではなく、「自然を尊重する心」に基づいた日本の伝統的な食文化全体を表しています。
和食の特徴として、①多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重、②健康的な食生活を支える栄養バランス、③自然の美しさや季節の移ろいの表現、④正月などの年中行事との密接な関わりがあります。
今日の給食では、「和食の日献立」として、和食に欠かせない米、だし、発酵調味料を使っています。日本が世界に誇る和食を味わいましょう。
エネルギー839kcal たんぱく質エネルギー比16.3% 脂質エネルギー比25.3% 食塩相当量2.4g
★献立★
ブランコッペパン りんごジャム 牛乳 鶏肉のケチャップ焼き キャベツとコーンのサラダ 秋の味覚シチュー

食べ物を大切にいただきましょう
実りの秋です。木々が色づき、日に日に秋が深まってきたことを感じますね。昔から日本人にとって重要な穀物である米をはじめ、大豆やそば、里いもなど、さまざまな作物が収穫時期を迎えています。今日の給食の「秋の味覚シチュー」には、秋の味覚であるさつまいもときのこが入っています。自然の恵みに感謝するとともに、食べることはたくさんの人の勤労に支えられていることも忘れずに、日々の食事を大切にいただきたいですね。
エネルギー906kcal たんぱく質エネルギー比15.8% 脂質エネルギー比31.1% 食塩相当量3.1g
★献立★
ご飯 牛乳 赤魚の照り焼き 豚肉とごぼうのしぐれ煮 味噌煮込み団子汁 アセロラゼリー

調味料のさしすせそ
料理に味をつけるものを調味料と言います。調味料の「さしすせそ」は、5つの基本的な調味料を覚えやすくするとともに、煮物などに味付けをする時に入れる順番を表しています。
さ:砂糖 し:塩 す:酢 せ:しょうゆ(古い呼び方では「せうゆ」) そ:みそ
「塩は食材にしみこみやすいので、しみこみにくい砂糖を先に入れる。」「味が飛びやすい酢は、後から入れる。」「香りや風味を生かすためのしょうゆやみそは、最後に入れる。」という昔の人の知恵です。今日の給食の「豚肉とごぼうのしぐれ煮」も調味料の「さしすせそ」の順番を守って調味料を入れて作りました。
エネルギー817kcal たんぱく質エネルギー比16.7% 脂質エネルギー比19.6% 食塩相当量2.2g
★献立★
ご飯 牛乳 豚肉の香り焼き 青菜の磯香和え のっぺい汁 お米のムース(ラ・フランス)

千産千消デー献立
千葉県で生産された食材を千葉県に住む私たちが食べる(消費する)ことを「千産千消」と言います。千葉県は三方を海に囲まれています。黒潮の影響を受けた温暖な気候と豊かな土地資源を活かし、米や野菜、果物など多くの農産物が生産されています。様々な種類の水産物にも恵まれており、「食の宝庫」と言えます。地元でとれた農産物を食べることは、新鮮でおいしいことはもちろんですが、地域の活性化にもつながります。今日は、「千産千消デー献立」として、千葉県や印西市でとれた食材を多く使用した給食を作りました。育ててくれた農家の方と自然の恵みに感謝しておいしくいただきましょう。
◇◇今日の地場産物(予定)◇◇
印西産:米・大根・長ねぎ 千葉県産:豚肉・にんじん・小松菜・もやし・里いも
エネルギー824kcal たんぱく質エネルギー比15.7% 脂質エネルギー比28.8% 食塩相当量2.0g
★献立★
炊き込みご飯 牛乳 いかの天ぷら にらともやしのナムル 豚肉と白菜のぽかぽか汁

食育クイズ~白菜~
問題:白菜は寒い季節においしくなりますが、なぜ寒さに強いのでしょう?
①葉っぱが厚いから ②白っぽい色をしているから ③根を土の深くまで張っているから
答え:①葉っぱが厚いから
白菜の厚い葉が風をよけてくれるので、寒さに耐えることができます。外葉(そとば)をまとめて上からしばっておくと、寒い冬でもしばらくの間、畑にそのまま置いておくことができます。また、寒さで葉の中の水分が凍ってしまわないように糖分を増やすため、甘味が増しておいしくなります。
エネルギー777kcal たんぱく質エネルギー比14.0% 脂質エネルギー比31.9% 食塩相当量2.6g
★献立★
麦ご飯 牛乳 餃子 チョレギサラダ 麻婆豆腐

基本味
基本味(きほんみ)とは、「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」「うま味」の5つの味のことです。「辛み」と「渋み」は舌で感じる味ではなく、痛みなどの刺激の感覚とされています。基本味の1つである「うま味」は、1907年に化学者の池田菊苗氏によって発見されました。現在では、海外でも「umami」と呼ばれています。
エネルギー841kcal たんぱく質エネルギー比14.0% 脂質エネルギー比25.9% 食塩相当量2.6g
★献立★
ご飯 牛乳 ホッケたまり醤油漬け 里芋と豚肉の炒め煮 白菜の味噌汁 米粉ドッグ

食育クイズ~かつお節~
問題:日本で一番、かつお節を多く生産している都道府県はどこでしょう?
①北海道 ②高知県 ③鹿児島県
答え:③鹿児島県
鹿児島県枕崎市では、日本で流通しているかつお節の約5割を生産しています。
エネルギー806kcal たんぱく質エネルギー比16.8% 脂質エネルギー比24.8% 食塩相当量2.3g
★献立★
トマトクリームペンネ 牛乳 鶏肉のマーマレード焼き 南瓜とブロッコリーのサラダ はちみつレモンゼリー

トマトには、うま味成分のグルタミン酸が豊富に含まれています。日本で昔から昆布だしやかつおだしが使われてきたように、地中海地方では18世紀ごろからトマトが料理のベースとして使われてきました。今日の給食は、トマトのうま味を濃縮したトマトピューレーを使って「トマトクリームペンネ」を作りました。トマトのうま味を味わってみてください。
エネルギー805kcal たんぱく質エネルギー比15.4% 脂質エネルギー比36.7% 食塩相当量2.6g
★献立★
ご飯 牛乳 鯖のごまだれ焼き 納豆和え かきたま汁 りんご

だしとうま味
給食の汁物は、昆布とかつお節の「合わせだし」を使うことが多いです。だしは、材料から水でうま味成分を抽出した汁のことを言います。だしの材料には、昆布、かつお節、干し椎茸、煮干し、トビウオ、干しえびなどがあります。昆布のうま味成分であるグルタミン酸に、かつお節のうま味成分であるイノシン酸を加えて「合わせだし」にすることで、相乗作用で、より深いうま味を感じることができます。今日の給食の「かきたま汁」でだしのうま味を感じてみましょう。
エネルギー879kcal たんぱく質エネルギー比15.7% 脂質エネルギー比31.0% 食塩相当量2.5g